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座談会 明日のチームメイトへ

脳神経外科の魅力

馬場脳神経外科の手術は最近こそ一般的になりましたが、かつては「脳にメスを入れると人間ではなくなる」といわれていた時代もありました。現在でも、脳という分野にはまだ学問的に解明されていない部分がたくさんあります。それだけ今後発展する余地がまだまだ残されているともいえますし、治療法も進化していくのではないでしょうか。

井上どれだけやっても、やるべきことが尽きないという印象がありますね。病気自体を理解するのも難しいし、手術にも繊細な手さばきが求められ、習得するには時間がかかります。すぐにはものにできない"壁の高さ"が、逆に面白さや興味深さにつながっているような気がします。

堀田急性期から慢性期まで幅広い分野があり、若者からお年寄りまでさまざまな患者さんに関われるのも魅力ですね。例えば脳卒中は、急性期から治療後のリハビリまで、脳神経外科で一貫して携わることができます。血管奇形などで子どもさんを診ることもありますが、最初の診療だけでなく、子どもさんが成長するまでずっと見守ることができる。そういう意味でもやりがいは大きいと思いますね。

松田脳や頭のことって患者さんにとっては未知の世界だし、それだけ心配も多い。他の診療科の先生方の中にも「脳神経外科のことはちょっとわからない」という方は多いんです。救急で運ばれてきた患者さんを診察しているときに、本人やご家族にもっともよく聞かれるのは「頭と関連があるか」ということです。そういう方にきちんと状況や原因を説明して適切な治療ができれば安心していただけるし、すごく感謝されます。

東海大学病院脳神経外科の特色は?

井上神奈川県西部で最大規模の医療機関なので、市中の病院から依頼されるような特殊な症例のほかにも、比較的軽い症例から重篤なものまで、幅広く診療することができます。さらに、この病院は救急部門も抱えており、年間8000件以上の救急搬送を受け入れているので、そこでもさまざまな経験ができます。

馬場年長の先生方は、若手に大きなチャンスを与えてくれます。この医局は歴史も浅く、今後、理想的な医療環境をつくり上げていかなければならないと思いますが、そこに若手が積極的に関わっていけるのは大きな魅力ですね。

松田医師になってまだ5、6年のときに、自分が主体となって診断をし、手術にも携わり、術後のケアも最後まで責任を持って行う機会を与えていただきました。こうしたチャレンジングな環境というのはとてもやりがいがある反面、大きな責任が伴い、ときには厳しさも感じます。でも、何年か経った後に、がんばったぶんだけ成長している自分に気づくことができます。

医局の雰囲気はどんな感じ?

西山メンバー同士の連携も緊密で、誰かが困っているときには必ず別のメンバーが声をかけたり、手伝ったりしています。ときには意見がぶつかることもありますが、「患者さんに満足していただける結果を出したい」という意志は共通しているので、必ず何らかの解決策を見出すことができるんです。

一人ひとりがとても個性的で、医師としての信念を強く持ちながら仕事をしている方ばかりです。先輩たちに自分の至らない点を厳しく指摘されることもありますが、言葉の裏に必ず患者さんへの強い思いが感じられるので、身の引き締まる思いです。

平山脳神経外科に決めた理由は、すごく忙しい科ではあっても、どの診療科よりも先生方の患者さんへの思いが強く感じられたこと。実際に医局に入ってからもその印象は変わりません。実際は患者さんへの姿勢や接し方まで細かく指導されることはありませんが、先輩方の背中から学ぶことは多いですね。

馬場若手のメンバーたちも、目的意識をしっかり持って日々の仕事に取り組んでいて、とても頼もしく感じています。

井上医局で一緒にいる時間が長いので、メンバー同士仲が良く、上下関係なく意見がいえます。ただ、自分よりも多くの経験を積んでいるぶん、年長の先生方の言葉はいつも重く受けとめるように心がけています。

  • 林 直一:2012年より後期研修医。大学院では髄液循環と水頭症について研究中。学生時代は柔道部・スキー部に所属。最近は学内の柔術サークルに参加している。

  • 堀田和子:2011年より後期研修医。趣味はバードウォッチング。休日はマッサージで日ごろの疲れを癒すのが何よりの楽しみとか。

  • 平山晃大:2010年より後期研修医。大学院生と研修医の二足のわらじを履くほか、3月に娘が生まれたので最近は父親業も勉強中。趣味は野球、サッカー、ラグビーなどのスポーツ観戦。

  • 井上 剛:2009年より在籍。今年の4月に助教に就任。最近車を購入した。休日は車いじりのほか、2人の子どもとカラオケに行くのも楽しみの一つ。

  • 西山 淳:2009年より在籍。現在は手術を担当するほか、専門医試験の受験に向けて勉強中。趣味はジョギング。走り始めてから体重が12キロも落ちたとか。

  • 松田美奈子:2002年より在籍。昨年6年ぶりに大学に復帰。2年前に子どもが生まれ、現在は子育てをしながら主に外来診療に従事している。

  • 馬場胤典:2005年より在籍。脳神経外科専門医。現在は主に血管障害の患者の診療を担当。大学院時代は脳神経の再生に関する研究に従事。趣味は魚釣りと熱帯魚鑑賞。

  • 本多ゆみえ:1991年より在籍。救急学会専門医・脳神経外科専門医。専門は脳神経外科救急診療・小児脳神経外科・頭部外傷。現在は救命センターに所属している。
    趣味は学生時代から続けているスキー。

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